高学歴の大学に通ってるけど就活がうまくいっていない!このような方は実は結構多かったりします。何を隠そう私もそうでした(笑)
なぜ内定を貰えないのか?選考が進んでいかないのか?その理由や原因をまとめた上で、今後どうしていけばいいのか?取るべき選択肢を解説していきます。
MARCHでも就活が上手く行かなかった僕の体験談
一浪して世間では高学歴と言われてるMARCHの大学に入ることが出来ました。大学時代はほとんどバイトに時間を費やしていたのであまり勉強はしていませんでした。
就活を始める前に、自己分析が大切だと大学のキャリアセンターで言われたので、自分の過去の経験の棚卸や自分の好きな事や興味のあることを徹底的に掘り下げていきました。
そこで見つかったのが
- 何か作る仕事をしたい
- 食べるのが好きだから食品に関わる仕事をしたい
というものでした。
書類選考がとにかく落ちる、通過しない
私がまず考え業界は食品メーカーでした。特に給与面は考えず自分がやりたい事だけに絞りました。
エントリーシートの作成については書籍を買って自分なりに頑張って書いて、10社程度に送ってみましたが、ほとんど通過しませんでした。
理由はもちろん企業側が教えてくれるわけもありません。ただ相性が合わないだけなのか?学歴だけなら面接くらいまで行ってもいいのにとずっとモヤモヤしていました。
業界を広げて内定は数社貰うことは出来ました
ほぼ食品メーカーは全滅した状態だったので業界をITに広げました。とくにこれといった理由はありませんが、今後伸びていきそうだなと思ったくらいです。
そこのでたまたま説明会を予約出来たITのベンチャー企業に内定を貰えたので、その会社に就職をすることにしました。
他でも内定を貰うことが出来ましたが、会社の雰囲気が初めて内定を貰えた会社がフィットしたのでその会社に決めました。
【決まらなくて不安!】高学歴でも就活にうまくいかない理由や原因
10年以上経って今でも覚えていますが、内定貰えないまま卒業を向かえることになると「ホントに自分の人生が詰んでしまうな」と思っていました。
高学歴でも就活がうまくいかない理由や原因について、私の体験談踏まえてお伝えをします。
高学歴は内定を貰いやすいと思っていた
高学歴ということはこれまでの勉強を頑張ってきた実績がある、つまり会社でもある程度頑張れるという裏付けになると思っていたので、当時の私は本気で高学歴であれば内定はどこかしら直ぐに貰えると思っていました。
山ちゃん
会社が欲しいのは、その会社で将来戦力になる人材です。高学歴の人材が欲しいわけではないので、どこかエントリーシートや面接から熱意のようなものを感じられなかったからかもしれません。
特に大学生の頃はこれといった実績も無かったので、選考が進んでいかないなおさらです。
エントリー数が少なかった
これはそもそも就活の行動量が少ない場合、内定を貰える可能性も低くなってしまいます。私は初め食品メーカーに絞っていたので受けようとしていた会社も10社無かったです。
食品メーカーは採用人数が大企業であっても10名前後だったので、採用枠が狭すぎたということも起因してすぐに行き詰まりました。
書類選考⇒集団面接⇒個別面接⇒内定
という流れが一般的ですが数多くエントリーをかければ、その分可能性もあがります。そもそもの行動量が少な過ぎてましたし、戦略も分かっていませんでした。
山ちゃん
有名企業に行かないと意味がないという価値観があった
せっかく一浪してMARCHに入ったんだからちゃんとした会社に就職しないと意味がないという価値観がありました。
それに周りの友人が大手金融機関や商社に内定をもらっていたので、見栄を張りたかったのもありました。とにかく友達から「負け組」だと言われるのがイヤだったのです。
初めは食品メーカーを中心に受けましたが、それ以外では大企業でしたが自分に合っていないと感じ選考に進むのを辞めました。
面接対策不足だった
新卒の就活で面接がウエイトが大きく占めてる会社は多いですが、そこでのコミュニケーション能力が試されてしまいます。書籍で就活の面接対策などを読んでも、対応出来ない場面も多々あるので場数を踏んで慣れる他ありません。
私も初めの面接はガチガチで自分でも何を言ってるか分かりませんでした(笑)会話のキャッチボールが出来てるかも判断が出来ないくらい、その場の空気に飲まれていました。
もともと話すのが私は得意でなかったので、慣れるまで大変でしたが慣れてくれば話すことはしっかり出来ます。
情報収集が積極的でなかった
そもそもすぐ内定貰えるだろうというマインドだった(笑)ので、楽観的に就活をしていました。しかし今思うと就活をやっていた人の話しを聞いた方が絶対にうまくいきます。
企業説明会や合同説明会に行く際は、話しを聞いてるだけではもったいないです。
- その会社がどのような人材を求めてるのか?
- 先輩はなんで受かったのか?
- 選考の際は何を重要視しているか?
はしっかりチェックしておきたいです。
特に自分の同じような境遇の先輩がいたら詳しく話を聞くと学びがより多くなります。就活が上手くいくようになった前後の話しを聞くとターニングポイントになりやすいからです。
山ちゃん
もうやめたい!このまま就活を続けるか?とるべき選択とは?
就活に精神的にも疲れてきたこのタイミングで、今後どうするべきかについて詳細に解説していきます。以下の4つの方法となります。
就活を続ける
結論からいうと、コレが一番オススメです。とにかく内定を貰うまで就活を続けるということです。理由は以下でお伝えしますが、現状うまくいってないのでネガティブな気持ちでいっぱいかもしれませんが、それでも歩みを止めてはいけません。
就活を辞めて留年もしくは休学
就活を一旦ストップして、今の大学に留年もしくは休学申請をして大学に残る方法です。
まだ大学生なので大学の設備は利用出来ますし、学割の対象となります。来年また就活を再開する方法となります。一旦卒業すると新卒での入社が出来なくなるので、採用のハードが上がります。
しかし留年も休学もお金がかかります。留年であれば1年分の学費、休学であれば学費の何割かがかかるので親との相談も必要になるでしょう。
仮に1年あれば就活のためのネタ作りとして、海外留学やバイトで仕事に打ち込むことをするのも有りです。
何かしら目標を立てて行動していくのは就活で一番の話しのネタになるからです。
一旦卒業してから考える
大学を卒業すると、学生でなく社会人となります。新卒という黄金切符が使えなくなってしまうのでこれをする際には慎重に考えた方がいいでしょう。
仮に留年や休学する費用がなくてもバイトで稼いで自分で払っていった友人もいますし、親に頼めば払ってくれるかもしれません。
新卒で入る会社の受け入れる姿勢と中途で入る会社の受け入れ姿勢は全然違うので、新卒という肩書を簡単に捨ててしまうのはオススメ出来ません。
とりあえず内定もらって仕事をするのがなぜオススメなのか?
とにかく内定を貰ってまず仕事をすることをオススメしています。その理由を以下にまとめました。
内定がゴールでないから
よく就活の説明会やセミナーの際に、内定がゴールで無いと言われますが、まさに本当だと感じています。入社してすぐに仕事が合わないといって辞めてしまったり、下手したらうつ病になって身体を壊してしまうこともあります。
自分が無理なく働ける環境探し、自分の強みを活かせる仕事探しを目的にしましょう。
山ちゃん
実際に働いてみないとマッチしてるか分からないから
適正試験であなたの強みや弱みが分かることがありますが、それがどの仕事で活かされるか?までは決して分かりません。実際にその仕事に体験する他、自分に合ってるかどうかなんて分かるはずもありません。
また就活の相談面接で、リクルーターが仕事内容やマッチしている仕事について教えてくれますが、そのリクルーターは決してその仕事経験があるわけではありません。
紹介先の企業と求職者を繋ぐのが仕事なので、紹介を受けて入社した人がしっかり活躍出来てるかまで把握はしていません。
日本では終身雇用制度が崩壊しているから
・終身雇用制度の崩壊
・年金2000万問題
・年金制度への不安
といった問題を今の日本は抱えていますが、これは近い将来、自分で稼がないと食べていけない時代になることを意味しています。
日本の大企業トヨタが社員を定年まで雇うことが出来ないと言ったのは鮮明で、1つの会社に定年まで働き続けることは不可能になっています。
そのため、働く側からすると自分が働きたくない環境や成果が出せない環境はすぐに見切りをつけた方がいいでしょう。
今後フリーランスで食べていく時代になりそう
自分の得意な分野で自分で稼いでいく時代がやってくる?もちろん会社員勤めもいるとは思いますが、副業もやりながら稼いでいって、いつ会社を辞めても大丈夫な状態にしてる人が多いと思います。
副業禁止だった会社がこれを解禁しているので、もはや時代の流れという他ないでしょう。
オファーが来るスカウト型の就活だと内定をもらいやすい?
新卒で就活というと、リクナビやマイナビなどの就活サイトに登録をしたり、就活のリクルーターを通して企業を紹介してもらうのが通常ですが、これだと中々面接までたどり着けなかったりします。
理由は簡単、就活生と企業が直接やり取りをしてないからです。
就活生と企業を仲介している会社があるので、
- 就活生と企業間の連絡が遅くなってしまう
- 説明会がすぐに満席になったけど疑わしい
- どれくらいの企業が自分のプロフィールが見てるか不透明
- どれくらいの企業が自分に関心を持ってるか分からない
といった不満があります。
しかし、offerBoXであれば就活生に企業から直接オファーが来るので、すぐに面接をすることだって可能です。その分内定を貰える近道にもなります。
offerBoxのポイントをまとめると以下の通りになります。
- 登録してプロフィールを作成するしたらオファーが来る
- 直接企業からオファーが来るので面接までのステップが最短
- 企業側と直接コミュニケーションが取れる
まとめ
高学歴で内定がもらえないで悩んでいましたが、自分の場合業界を広げてエントリー数を増やしたことで内定を貰えるようになりました。やはり就活がうまくいってる人の話しを聞いて、良いところをパクった方が上手く行きやすかったりします。
出来れば自分と同じような状況であった人に出会えると最高にいいです。
就活は人生において1つのイベントに過ぎません、これから何十年生きていくうえでわずかなイベントですので、内定のための就活をしないように気を付けましょう。
まず働いて自分の強みを活かせる仕事を探していくのがいいでしょう。もしミスマッチが合っても落ち込む必要はありません、次の環境を探すヒントになるに間違いありません。