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文系なのでSEの仕事についていけない!取るべき3つの選択肢とは?

文系でSEになってしまったそこのあなた!しっかりSEの仕事についていけてますか?もし、SEの仕事についていけてないのなら、今後のやるべきことを考える必要があります。

文系の大学卒でSEとして3年勤めて転職した私がお伝えします。



仕事についていけないままだとどうなる?文系SEのキャリアについて

元々PCやプロブラムについて勉強してこなかったので、SEの仕事についていけてないって思っていませんか?今後のSEのキャリアはこのように歩んでいくことになります。

一般的なSEのキャリア

まずSEになると現場に配属されて、システムの運用保守、評価、開発、テストのいずれかをやることになります。それから出世すると、PL(プロジェクトリーダー)やPM(プロジェクトマネージャー)になって、現場の管理をすることになります。

システムの要件定義や予算、人員などもやれるようになるので、お客様とのセッションもふえていきます。

さらに出世すると、課長や部長になって複数の案件の管理することになります。

私はSE時代にNEC系の現場にずっといましたが、PLには入社して早いと2-3年で慣れる人が多かったです。そこから4-5年でPMになれますが、課長や部長にまでなると、一握りといった感じがありました。

もちろんですが、出世となると今やってる事で評価されてないとダメなので、仕事で成果を出していってる人が上に上がるといった形になります。

このまま「ついていけない」状態が続くと、解雇されてしまうことも

大企業だと部署替えはありえますが、客先常駐をメインとしてSE出向型の中小企業だと、最悪解雇されることもありえます。なぜかというと、この手の出向型の会社は常駐先の会社が見つからないと1円も生み出すことが出来ないからです。

なので会社としても売れないSEを残しておくのは赤字になってしまうので、解雇にせざるを得ないのです。

1つの現場にずっと長くいることが理想ですが、客先がコロコロ変わってしまう人も受け入れ先が無くなる可能性があるので要注意です。




仕事が大変・きついと感じている文系SEが取るべき4つの選択肢

SEの仕事が大変だと思ってる文系SEが取るべき選択肢を深堀してきます。このままやり続ける選択肢を一旦置いといて考えていきましょう。

独学で勉強する

書籍やwebサイトを使って勉強したり、スクールに行って学習するなどの手段がありますが、プログラミングやIT関連の知識について基本的な学習をする上では有効です。

絵や図解を使って分かりやすく説明してくれるところはいくらでもあるので、概要を掴む上では真っ先にやるべきことです。

しかしこれだけで業務に活かすことは難しいでしょう。業務に関する知識や技術の知識が+α必要になるからです。

業務に関連した資格の取得を目指す

LinuxやWindowsのOSに関する資格やデータベース系やネットワーク系の資格もいくつものありますが、これらは一旦書籍で勉強することが多いです。

もちろん、今の案件でやってる技術の理解を深めるために、資格を取るにはいい志ですが、業務に活かせることはほとんどありません。

あくまで資格に出てくる内容は資格に閉じたものだと感じます。

部署の移動を申し出る

どうしてもSEが無理と思って転職する前に、一旦会社に相談して部署異動が可能か聞いてみるといいでしょう。特に新卒の場合、会社も期待値が高いので辞められるようよりは別の選択肢を与えた方がいいと考えます。

とはいえ、残りの選択肢は営業か事務かくらいになります。自分の今後のキャリアを考えた上で会社に相談するのがいいでしょう。

見切りをつけて転職する

転職するのは間違えではありませんが、何か1つでもスキルが身について転職するのがオススメです。それは何か1つでも出来たことがあれば転職もしやすいですし、次の会社でも自信があるのでやっていきやすいからです。

山ちゃん

私は3年で転職しましたが、社内の製品サポート部署で、ある程度自信がついてから辞めました。



文系SEにおすすめの勉強法

SEの勉強方法というと、一般的に書籍で勉強したり、資格を取ったり、プログラミングのスクールに行ったりとありますが、時間がかかる割には効果が薄いと感じます。

それよりは現場の知識を100%極めることが最優先です。
重要なポイントは以下です。

  • 現場で誰が何に詳しいのか把握する
  • 教えるのが上手な人を見つける
  • ググって立てた仮説を聞いてみる

つまり現場にとって必要な知識を逆算的に身につけていくイメージです。

現場で誰が何に詳しいのか把握する

SEの仕事場において自分ひとりで解決出来ることはほとんどありません。そのために助けを求められる人をケースごとに決めておくとスムーズです。

・○○に困ったらAさん
・△△に困ったらBさん
・××に困ったらCさん
という感じに使い分けていきますが、0ベースで質問をしないということです。

自分なりの仮説を持って質問すると、期待通りの回答が返ってくることが多いです。

教えるのが上手な人を見つける

SEの現場上、コミュ障や教えるのがとんでもなく下手な人が非常に多いです(‘◇’)ゞ

また、パワハラ的に「お前の言ってることが分からない」「何が分からないのか分からない」など平気で言ってる人も多いです。

その中で言葉がシンプルで分かりやすい人を探しておくと、質問した時の回答が理解がしやすいです。私の場合、新卒のときに教えるのが上手い先輩が隣にいたので、非常に運が良かったです。

ググって立てた仮説を聞いてみる

上記でも書きましたが、1から教えて下さいという聞き方はホントに嫌われます。理由は簡単で、自分で調べて理解する気がないのか?と見透かされてしまうからです。

かといって1-10まで自分で理解するのはほぼ無理なので、ある程度時間を決めて「これって、一から調べたんですが、○○という理解でよろしいでしょうか?」と聞いてみることです。

ここでさらにアドバイスや教えてもらえることがあるので、さらに深く理解が出来ます。

さらに面倒見がよい先輩だと+αの内容も教えてくれます。




社内の部署異動について

これについては会社の規模によってきますが、システム系の会社だと社内システム部署があると長期的に現場が変わらずに仕事が出来て、働いてる人もプロパーの社員だけということで、ここに移動になることが多いようです。

それか事務の部署か、適性があれば営業になるようですが、部署異動というとメンタルを病んで申し出てるケースが多いので、社内システムの部署に回されることが多いと言えます。

山ちゃん

私は新卒で入った会社は、SE出向型の会社だったので部署異動はほぼ無理でした。出向先の現場が変えるほか手段がありませんでした。

文系SE必見の転職術

では文系SEは今後どのように転職をしていけばいいでしょうか?

同業他社のSE職に転職する

SEは案件や現場によって仕事の負荷が丸で変わってきます。そのため会社を変えるだけで仕事の大変さやきつさが変わるとは言いにくいと言えます。

それはもはや運としかいいようがありません(笑)

山ちゃん

同じSE出向型の会社であるなら、転職する必要なないのかなと個人的には思います。

同じ業界内で職種を変えて転職する

これは例えば、SE→Slerの営業、ITコンサルになるということです。下流工程から上流工程になるので、業務負荷が上がりますし、案件の重要なポイントなので責任も重大な仕事です。

給料は上がりやすいですが、SEの仕事を楽しめてないとSlerやITコンサルも出来ない可能性の方が高いです。

他業界のSE職に転職する

インフラ系からwebエンジニアやデザイナーになったり、社内SEが出来る会社に転職すること。このパターンは私の同期にいました。

OSやネットワークなどのインフラ系の技術は具体性がないので面白くないと、しかしweb系はつくったものが具体的に分かるのが楽しいと言っていました。

彼は入社して1年でインフラエンジニアを損切りして、webエンジニアが出来る会社に未経験で転職して、今もその職を極めています。

業界も職種も変えて転職する

SEから通信系の営業職(コールセンター)というような私のケースです。私の場合エンジニアで食べていくことは出来ないと3年勤めて判断しましたし、人ともっと関わる仕事をしたいと思ったので、異業種・異職種に転職しました。

私の場合、元々営業をやりたいと思って新卒の会社に入りましたが、実際出来なくてSEをやっていましたので、結果オーライではありますが(笑)

転職のタイミングが早ければ早いほど、未経験からやり直せる!

一般的に25歳までであれば未経験でもやり直しがきくとされています。26歳以降であるとある程度スキルがないと未経験で採用は難しいとされています。

未経験でもSE募集OKという会社があった場合、一から研修があって勉強が出来ると思ってしまいがちですが、決してそんなことはありません。

一から現場に出て、一から勉強していく環境に身に置くだけです。必要に迫られて技術を覚えていくようになります。

「えっどういうこと?」と思われるかもしれませんが、これは過去未経験で入った人が一人でも残っていれば、このやり方でOKなんだ!と会社は判断して、「ウチは未経験でもSE出来てる人いるよ」と言ってるだけ。

もちろん、残ってる人以外に、辞めてる人もたくさんいるのでそこは忘れずに。

山ちゃん

未経験でもOKという甘い言葉に惑わされないように



文系がSEの仕事についていけない3つの理由

そもそもなぜ文系がSEの仕事についていけないのでしょうか?そのわけを探ってみました。

理系との前提知識・思考回路の差

学生時代にプログラミングやPCをいじってる人は何年にもわたって知識や思考回路があるので、初心者がそれに追いつくのは不可能です。

会社の研修体制・教育体制が不十分

SEのときに、技術はグーグルで調べるということを何度も刷り込まれました!IT業界は技術があまりにも広すぎるので、網羅的に教えることが物理的に難しいです。

特に私の新卒のSE出向型会社だと、現場によってまるで技術が異なるので、技術はお客様先で学ぶほかありません。

なので会社自体も、社員を育てるのは現場が一番という考えでいました。

山ちゃん

そんな会社の姿勢に当時のわたしは非常に怒りを覚えていました。

単純にプログラミング言語などの言葉やシステムが難しい

これらについてはセンスや興味があれば理解がしやすいですが、センスがなかったり興味を持なかったりすると、仕事が地獄のような時間になってしまいます。

注意

仕事だからと思って自分でググって調べても良く分からない

先輩や上司に聞いても教えてくれないorちゃんと教えてくれない

気持ち的にイヤになってしまう

仕事で成果が出せない

上司に怒られてイヤになってしまう

SEを辞めたいor精神的に病む
といった悪循環に(>_<)

なので興味はなくてもSEの仕事が出来るように、正しい学習方法を学ぶ必要があります。

まとめ

文系でSEの仕事についていけないのは至って普通のことですが、その問題を解決するスキルは身につけた方がいいでしょう。

その上でSEの仕事を続けていくのか別の道に行くのか、決めた方がいいと思います。

未経験の仕事で全く成果が出せないという問題は今後ありとあらゆるところで発生するので、自己解決力を高めていくことを意識しましょう。

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