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コールセンターってきつい?バイトに向ている人と不向きな人

コールセンターのアルバイトは世間一般的にきついと思われていますが、実際に5年間コールセンターのアルバイトで働いた私が考える理由やどのような人が向いてる仕事なのか?について記載していきます。

私の持論とはなりますが、コールセンターの仕事は営業を学ぶ上でいい環境なので、営業という仕事に興味がある人にはオススメです。



コールセンターのアルバイトがきついと思われるワケ

コールセンターの仕事がきついと言われる理由は下記4つに分かれると思います。私の経験を踏まえて説明していきます。

コールセンターには過酷なノルマがある

コールセンターを運営してる会社はそのほとんどが営業会社となるので、売ることや契約することが仕事です。なのでノルマがあるのは当然と言えます。

ノルマなんて!と思うかもしれませんが、一企業がアルバイトに営業をさせてるわけですから、ある程度営業しやすい環境や売りやすい商材になってます。

電話帳を元に営業をかけるマネは一昔前ではよくやっていましたが、今ではほとんど非効率にもなりますし、やってるところは少ないです。

お客様との関係値が元々ある状態のリストか、商材もメリットが明確なものとなります。

なのである程度の努力をしていれば、達成が出来るノルマになっています。

会社によってはノルマが達成出来ないと時給が下がるとこも多いので、コールセンターで働くのであればノルマは気にした方がいいと言えます。

山ちゃん

私の会社も毎月目標という名のノルマが乗せられています。

ノルマなしのコールセンターがあるけどどうなの?

よく求人媒体に「ノルマなし」で稼げるといったうたい文句がありますが、これは実際どうなのでしょうか?これは結論をいうと、ノルマで無く目標という言葉に変わってるだけであって、一緒です(‘◇’)ゞ

ノルマ有りと書いてしまうと応募が減ってしまうようです。。。

毎月、上司から目標を書く垂れ幕をもらい、今月は〇件やると掲げることになりまし、それぞれ面談をしてその目標を決めることになります。

あとは月中、月末と進捗が悪ければ、怒られたり詰められたりすることもあります。

山ちゃん

ただ最近の風潮として、数字の進捗に対する詰めをすることが無くなってるように感じます。正直これについては、所属する部署によってきます。

仮にノルマが達成していたとしても、今月は数字を伸ばせるところまで伸ばしていこうと言われることさえあります。

コールセンターのアルバイトは仕事内容が難しい

コールセンターの仕事には発信業務と受電業務があります。

発信業務はアウトバンドと言われ、リストを元にずっと架電していき、アポ取りや商品の契約をしてきます。一方で受電業務はインバウンドと言われてお客様から来た電話対応をすることがメインで、問い合わせ対応やトスアップやクロスセルを行います。

上記のトスアップやクロスセルというのは、例えば通販サイトのサンプル商品を申込された方に、定期購入を勧めたり、すでにサービスを利用している方に、別のサービスを勧めたりすることであります。

私自身、両方やったことがありますが、発信業務はただ電話するだけなので単純作業です。受電業務はその都度分からないことを聞かれたりもするので頭を使うことが多いですが、電話がほとんどかかってこない日もあるので、その時は暇です。

山ちゃん

時給としてはアウトバンドの方が圧倒的に高いので私はこちらを続けています。

コールセンターではクレームばかり

コールセンターで働いていると、よく友人からクレーム対応大変でしょ?と言われますが、クレームは月に数件あるくらいで、お客様に失礼がないように対応すれば何も問題がありません。

特に入って間もないことは先輩や上司に助けてもらえますし、クレーム対応についてもしっかり研修をしてくれます。

前提として、クレームばかりもらっているとクライアント様から仕事をもらえなくなってしまうので、クレームを減らす取り組みは会社の方でしっかりとやっています。

山ちゃん

なので、コールセンターで働くとクレームばかり貰って精神的に病んでしまうというのは、話が盛られ過ぎてると感じます。

コールセンターの職場の雰囲気がピリピリしてて怖い

特に発信業務をメインにやってる会社だと、the体育会系のところが多いので数字に対して非常にシビアな考えを持ってる人は多いんです。

営業会社になるので毎月予算があるので、それを達成させようと必死になるわけです。なのでアルバイト一人ひとりが数字を作れないと、部署を達成させることが出来ないので、アルバイトに対して日々プレッシャーをかけてきます。

「件数取らないといる意味がない」というような空気感がフロアー全体に漂いますし、一日架電していて0件だと、社員さんに個別に指導されることもあります(-_-;)

しかし、これは部署の責任者によって変わってきます。厳しい人だとピリピリしますし、適当な人だと締まりのない雰囲気になります。

コールセンターだとメンタルがやられるってホント?

この特有のピリピリした雰囲気にメンタルをやられる人はいます。私が以前いた会社では、部署の責任者が変わっただけで多くのアルバイトスタッフが、ピリピリした雰囲気に耐えられず辞めてしまい、半分居なくなりました。

最大で40人いた組織が20人程度になってしまったのです。

山ちゃん

改めて感じるのは、件数が取れればメンタルがやられることもないということです。

そもそもお金を稼ぎに来てるわけですから、件数を取ることに注力をするべきです。ここを履き違えると、コールセンターの仕事を継続することは難しいです。

逆に、上手く件数を取るスキルが付いてくると、コールセンターほど楽に働ける職場はないと感じます。




コールセンターのアルバイトはそもそも怪しい?

オレオレ詐欺が流行ったせいかテレマをすること自体怪しいと言われたり、そのように思ってる人も多数います。私はこれまでテレアポの会社を2社勤めていましたが、どちらも健全な会社でした。

しかし、ごくまれに違法なコールセンターの会社もあるようです。

違法なコールセンターのアルバイトに注意

違法なコールセンターには下記2つがあると考えられます。

業務内容自体が違法な場合

これは代理店契約を締結していないにも関わらず「○○の代理店」と名乗ってたり、プロパーの会社をそのまま名乗ってる場合などが当てはまります。以前NTTの代理店を違法な業者が多くあったため、NTTの方に多数のクレームが入りました。

それを受けてNTTはホームページに代理店契約をしてる会社をアップするようになりました。

また、少し前に流行った光コラボに転用させる案内のときに、強制認識を与えたりNTTフレッツ光から変わらないという認識を与えたりするケースです。

総務省から行政指導を受けた会社もあったくらいです。

違法な労働条件で働かせてる場合

下記条件は少なくても会社として守らないといけません。

  • 6時間を超える場合には45分以上の休憩
  • 8時間を超える場合には60分以上の休憩
  • 毎週少なくとも1日の休日、もしくは4週に4日以上の休日

山ちゃん

私自身、7連勤以上していた時期もありましたし、今も会社によっては7連勤以上働いてる人もいるので、しっかりと守れてる会社は実際少ないかもしれません。

安全なコールセンターの会社でバイトしよう

つまり、休みたい時にしっかり休める会社が良いということです。出勤を強制したりアルバイトを休ませない会社は完全にアウトです。

しかしそのような職場の風潮は入ってから出ないと分からないことがほとんどなので、一層の事すぐに辞めるのも手だと思います。

アルバイトなので、ホワイトなコールセンターの会社を見つけるまで転々とするのもいいかもしれません。



コールセンターのバイトの一日はどんな感じ?

ここで私のアルバイトの一日をお伝えします。

11:30
出勤
出勤後朝礼、部署の責任者から連絡や周知があります。
11:45
架電スタート①
見込みのお客様中心に架電します。
13:00
お昼休憩
同僚と近くのお店まで食べに行きます。
14:00
架電スタート②
ここから90分に10分間の休憩があり、休憩後に責任者の締め直しが入ります。また受電対応も並行して行います。
21:00
営業終了
タイムカードを切って帰宅します。

営業中はひたすら架電に集中して件数を上げていきます。受注を取れたら責任者が前確をして通過したら1件となります。通過しなかったり留守で繋がらなかったりすることもあるのでその場合、件数になりません。

1日の目標件数、1週間の目標件数、1か月の目標件数をひたすらに追っていくだけのシンプルなお仕事です。基本的にお客様と話してるのがほとんどですが、近くには責任者がいるので分からないことは随時質問をして解決をします。

件数が足らなければ、何を変えないといけないのか?を試行錯誤していくことが非常に重要なポイントとなります。この一つ一つの積み重ねが日々の成長に繋がっていきます。

コールセンターのバイトのおすすめポイントは?

コールセンターはオフィスワークなので働く環境としては良いです。細かく見ていきましょう。

エアコンが効いてる環境

会社のオフィスで仕事をするのでエアコンはバッチリ効いてますし、雨や風もしのげるので仕事はしやすい環境です。

飲食店のキッチンのように揚げ物をして汗だくになることはありませんし、手が洗い物で荒れることもありません。

ピアス・髪染めOK

特に対面でお客様と会うわけではないので、ピアスや髪染めは問題ないんです。よくバンドマンがコールセンターで働いてるのはこのためです。逐一ピアスを外したり、髪を染め直したりするのはホントに面倒なようです。

また、入れ墨をしていても問題ないので、バイトで入れ墨を入れてる人はいて軽度~重度なものまで様々です。

山ちゃん

私自身、ピアスも髪染、入れ墨もしてませんがコールセンターで働いてるのは逆に珍しいと言われます。




コールセンターのアルバイトに向いてる人と向いてない人とは?

最後にコールセンターのアルバイトにはどのような人が向いてるのでしょうか?

コールセンターのアルバイトに向いてる人

  • 営業のスキルを身につけたい
  • お金を稼ぎたい
  • オフィスで働きたい
  • 人と接する仕事をしたい

コールセンターの仕事は特にアウトバウンドですが、営業をやってみたいとかお金を稼ぎたいといったニーズにはバッチリの環境です。しっかり成果を出した分はインセンティブで返ってくるのでやりがいを感じやすいですし、向上心がある人には適したアルバイトです。

また一度スキルが上がると件数も安定しやすくなるので、精神的にもきつくなく稼げるので働きやすい職場へと変わっていきます。

コールセンターのアルバイトに不向きな人

  • 楽に稼ぎたい人
  • 営業をしたくない人
  • 相手の気持ちを汲み取れない人
  • 試行錯誤出来ない人

残念なことにコールセンターの仕事は楽して件数を取ることは出来ないので、楽して稼ぎたいと思ってる人は選ばないほうがいいでしょう。楽な営業なんてありませんし、職場環境も居心地が悪くなると思います。

また、電話越しにお客様の状態を瞬時に感じとる必要があります。忙しいのか?電話が聞こえにくいのか?そもそもあまり聞いてないの?など。これが分からないと件数を安定的に取っていくことが出来ません。



まとめ

私の5年間の経験をまとめて書きましたがいかがでしょうか?

特にコールセンターの仕事はそこまでクレームも無いし、件数をしっかり取れるようになればきついと感じることもないと思いましたし、実際はそう思ってます。

コールセンターの仕事は特に若いうちにやると手に職がつきやすいと感じます。会社によってアルバイトでも月に100万円近く稼げる会社もあるので、挑戦してみるといいでしょう。

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